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  1. 南房総市議会 2021-08-30
    令和3年第3回定例会(第1号) 本文 2021-08-30


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開会宣言 ◯青木正孝議長 ただいまの出席議員数は18人です。  令和3年南房総市議会第3回定例会を開会いたします。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎開議の宣告 2: ◯青木正孝議長 直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 3: ◯青木正孝議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。    ──────────────────────────────────────────     ◎会議録署名議員の指名 4: ◯青木正孝議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、鈴木直一君及び川上清君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────────     ◎会期の決定 5: ◯青木正孝議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、会期日程(案)のとおり、8月30日から9月22日までの24日間と定めることに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    6: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。よって、今期定例会の会期は会期日程(案)のとおり決定いたしました。    ──────────────────────────────────────────     ◎諸般の報告 7: ◯青木正孝議長 日程第3、諸般の報告を行います。  初めに、市長からの提出がありました議案等は、お手元に配付の一覧表のとおりであります。  次に、今期定例会に係る請願、陳情等の提出期限までに、陳情等5件を受理し、議員全員協議会で資料配付をいたしました。  次に、監査委員からの令和3年7月及び8月に実施されました例月出納検査結果の報告がありました。報告書は議会事務局で保管してございます。  次に、今期定例会に説明員として出席要求を行い、出席報告のありました者の職、氏名は、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。  なお、新型コロナウイルス感染症の対策のため、説明員の方には議会審議に必要な説明の際、適宜に出席いただきますので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして諸般の報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎報告第7号~報告第11号の報告 8: ◯青木正孝議長 日程第4、報告第7号、専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)から、日程第8、報告第11号、令和2年度南房総市水道事業会計継続費精算報告書の報告についてまでを市長から報告を求めます。  市長。 9: ◯市長 本日、ここに令和3年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御参集いただきありがとうございます。  今回提案いたします案件ですが、報告案件5件、条例議案4件、一般議案4件、予算議案4件、決算認定9件であります。  それでは、報告案件の概要について御説明申し上げます。  まず、報告第7号、専決処分の報告についてですが、職務中の市職員が運転する公用車が、後方の駐車車両に気づかずバックした際に追突し、相手方の自動車に損傷を与えたものに関する和解及び損害賠償額の決定で、損害賠償の額は27万2,750円です。地方自治法に基づき専決処分をいたしましたので、議会に報告するものであります。  次に、報告第8号、令和2年度南房総市一般会計継続費精算報告書の報告についてですが、継続費を設定し、実施しておりました本庁舎等大規模改修事業など合計7事業につきまして、継続年度が終了しましたので、精算報告するものであります。  次に、報告第9号、令和2年度地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてですが、法律の規定により実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率及び公営企業会計資金不足比率につきまして、監査委員の意見をつけて報告するものであります。当市におきましては、いずれの指標も早期健全化基準経営健全化基準を下回っている状況であります。  次に、報告第10号、放棄した債権の報告についてですが、南房総市債権管理条例に基づき放棄した債権について、議会に報告するものであります。今回放棄した案件は、国保病院事業会計での条例第15条第1号適用の消滅時効による入院医療費で、放棄の金額は35万9,260円であります。  次に、報告第11号、令和2年度南房総市水道事業会計継続費精算報告書の報告についてですが、令和元年度から令和2年度までの継続費により実施いたしました小向浄水場遠方監視設備更新工事及び小向ダムゲート更新工事につきまして、継続年度が終了いたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、継続費精算報告書を報告するものであります。  以上でございます。    ──────────────────────────────────────────     ◎監査委員の審査意見について 10: ◯青木正孝議長 次に、報告第9号に係る令和2年度南房総市健全化判断比率等審査意見書について、福原代表監査委員から報告を求めます。  福原監査委員。 11: ◯代表監査委員 監査委員を代表しまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき審査に付された令和2年度決算における南房総市健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果について報告いたします。  審査の結果、財政の健全化判断比率、公営企業における資金不足比率は、いずれの指標も基準を下回っており、本市の財政状況は健全な状態であると認められます。引き続き持続可能な財政基盤の構築に努め、一層の財政健全化及び経営健全化が推進されることを望むものであります。  なお、この審査の結果に関する報告につきましては、辻貞夫委員と合議により決定したことを申し添えさせていただきます。  詳しくは、お手元に配付しました令和2年度南房総市健全化判断比率等審査意見書のとおりでございます。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 12: ◯青木正孝議長 以上で報告を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第61号~認定第9号の上程説明・補足説明 13: ◯青木正孝議長 日程第9、議案第66号、南房総市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてから、日程第29、認定第9号、令和2年度南房総市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。市長に提案理由の説明を求めます。  市長。 14: ◯市長 それでは、各案件の概要について御説明申し上げます。  まず、議案第66号、南房総市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてですが、製造業、旅館業等の不均一課税を定めた南房総市過疎地域における固定資産税の特例措置に関する条例が令和3年3月31日をもって失効したことにより、引き続き過疎地域の持続的発展のための施策として、新たな設備の取得等をした者に係る固定資産税の課税を免除するため、本条例を制定しようとするものであります。  次に、議案第67号、南房総市個人情報保護条例及び南房総市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第68号、南房総市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、富山地区のコミュニティセンター2施設の名称を簡潔で分かりやすい施設名称に変更しようとするものであります。  次に、議案第69号、南房総市三芳農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、使用施設である農事相談室を貸出対象から除外するため、所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第70号、契約の締結についてですが、南房総市立千倉中学校校舎改修工事(建築工事)に係る一般競争入札の結果、白幡興業株式会社が落札しましたので、同社と3億6,674万円をもって工事請負契約を締結しようとするものであります。  次に、議案第71号、契約の締結についてですが、道の駅富楽里とみやま大規模改修工事(建築工事)に係る一般競争入札の結果、東海建設株式会社が落札しましたので、同社と5億1,150万円をもって工事請負契約を締結しようとするものであります。  次に、議案第72号、契約の変更についてですが、令和2年市議会第2回定例会において議決を経て締結いたしました南房総市立三芳中学校校舎改修工事(建築工事)について、契約額が2億8,270万円であったものを、648万7,800円増額いたしまして2億8,918万7,800円に変更しようとするものであります。  次に、議案第73号、財産の取得についてですが、南房総市内房学校給食センター及び(仮称)南房総市外房学校給食センターの給食用食器を取得するに当たり、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第74号、令和3年度南房総市一般会計補正予算(第6号)ですが、歳入歳出予算の補正、債務負担行為及び地方債の補正であります。  歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億880万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ268億2,988万2,000円とするものであります。  主な内容ですが、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、災害時の避難所の感染症対策用備品の購入、第3セクターが地域産品を利用し取り組む6次産業化商品の流通促進及び販売促進補助などを追加補正しようとするもの、新型コロナウイルスワクチン接種事業の医療機関への時間外・休日対応加算分を追加補正しようとするものであります。  また、感染症対策以外の事業といたしまして、昨年度の渇水対策等に伴う上水道費の高料金対策分繰出金の追加、千倉漁村センター解体補助を追加補正しようとするもののほか、職員の早期退職・人事異動に伴う人件費の減額補正が主なものであります。  次に、議案第75号、令和3年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第1号)ですが、歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億1,765万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ60億6,450万8,000円とするものであります。  主な内容ですが、令和2年度の実績に伴う国・県等への返還金、介護給付費準備基金積立金の追加などであります。  次に、議案第76号、令和3年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第2号)ですが、3条予算、収益的収支ですが、医業外収益として県補助金の新型コロナウイルス感染症対応補助金の増加が見込まれるため、1億4,991万6,000円増額し、3億9,953万9,000円にしようとするものであります。  4条予算、資本的支出ですが、新型コロナウイルス感染症に対応するため、PCR検査機器の導入、患者用ベッド4台の更新、医事会計システムの更新及び電子カルテシステムの導入、さらに施設の感染対策を含めて、建設改良費で6,035万2,000円を増額しようとするものであります。なお、電子カルテシステム導入に関しては、令和3年度及び令和4年度の継続事業で予定しております。  次に、議案第77号、令和3年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)ですが、3条予算の収入及び支出の補正、4条予算の収入及び支出の補正であります。  3条予算の補正は、収益的収入の営業外収益を2億2,004万4,000円増額し、水道事業収益を19億5,205万5,000円とし、収益的支出の営業費用を600万円増額し、水道事業費用を15億6,089万5,000円とするものであります。  また、4条予算の補正は、資本的収入の国庫補助金を757万円増額し、資本的収入を1億6,933万1,000円とし、資本的支出の予備費を289万3,000円増額し、資本的支出を6億1,888万7,000円とするものであります。  次に、認定第1号から認定第9号までは、令和2年度の各会計別の歳入歳出決算につきまして、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものであります。  まず、認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定についてですが、令和2年度は、令和元年に受けた房総半島台風等の甚大な災害により被災された皆さまの生活再建支援や復旧・復興支援事業に加え、いまだ収束する兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響により困窮する世帯の生活支援や市内中小企業の経済支援、感染拡大防止対策などの実施、併せて災害と新型コロナウイルス、双方の危機管理対策にも取り組んだところであります。  このほか、社会資本の整備といたしまして、三芳小学校及び三芳中学校の校舎改修工事、旧南小学校跡地を活用した貸事務所整備事業、富山ふれあいスポーツセンター規模改修事業を実施し、ソフト面では、今後の人口減少社会を見据え、移住・定住を促進するため移住・定住推進事業、子育て・教育支援事業、各種就業・起業補助、住宅取得奨励事業などに取り組んだほか、将来の財政負担に備え、公共施設等再編整備基金への積立てを実施したところであります。  令和2年度の一般会計の決算額については、歳入345億2,304万5,390円、歳出322億9,425万9,741円で、歳入歳出差引額は22億2,878万5,649円となりました。翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支は、18億5,336万3,025円であります。  次に、認定第2号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額55億7,386万5,521円、歳出総額53億3,031万2,697円で、歳入歳出差引額2億4,355万2,824円が令和3年度への繰越しとなりました。国民健康保険の被保険者数は、令和2年度年間平均で1万1,076人でありました。また、保険給付費の総額は39億3,610万2,498円であり、昨年度決算額41億785万632円と比べ1億7,174万8,134円、率にして約4.2%の減でありました。  次に、認定第3号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額6億6,531万4,179円、歳出総額6億6,360万6,479円で、歳入歳出差引額170万7,700円が令和3年度への繰越しとなりました。後期高齢者医療保険料が主なものであり、その収入済額は4億7,977万5,600円でありました。  次に、認定第4号、令和2年度南房総市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入総額58億8,636万8,179円、歳出総額56億6,427万4,800円で、歳入歳出差引額2億2,209万3,379円が令和3年度への繰越しとなりました。介護保険の要介護及び要支援認定者数は、令和2年度末現在で3,379人であり、その内訳は第1号被保険者が3,333人、第2号被保険者が46人でありました。また、保険給付費の総額は52億2,896万9,642円であり、前年度と比べ1億5,917万3,424円、率にして約3.1%の増でありました。  次に、認定第5号、令和2年度南房総市滝田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入81万9,999円、歳出18万4,815円であり、差引き63万5,184円が令和3年度への繰越しとなりました。  次に、認定第6号、令和2年度南房総市北三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入1,251円、歳出についてはなく、全額を令和3年度に繰り越しました。  次に、認定第7号、令和2年度南房総市南三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてですが、歳入8,792円、歳出についてはなく、全額を令和3年度に繰り越しました。  次に、認定第8号、令和2年度南房総市国保病院事業会計決算の認定についてですが、利用状況として入院患者延べ数は5,697人、外来患者延べ数は1万2,735人でありました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり入院・外来とも減少しております。また、経営面におきます収益収支の状況ですが、事業収益は消費税及び地方消費税に係る分を除き10億9,265万487円で、事業費用は5億9,443万378円であり、差引き4億9,822万109円の当年度純利益がありました。医業収支では赤字でしたが、国・県からの新型コロナウイルス感染症に対応したことによる補助金・支援金が多かったため、大幅な黒字となりました。なお、経営基盤安定のため、他会計から9,438万2,666円の補助金を受け入れました。  次に、認定第9号、令和2年度南房総市水道事業会計決算の認定についてですが、まず収益的収支でありますが、消費税及び地方消費税に係る分を除きました事業収益は、前年度と比べて7.8%増の15億2,887万6,867円でありました。一方、これに対します事業費用は前年度と比べ21.5%増の16億5,676万5,410円であり、差引き1億2,788万8,543円の赤字計上となりました。また、資本的収支の状況ですが、収入は企業債、国庫補助金、負担金で2億9,358万2,700円、支出は建設改良費、企業債償還金で9億7,930万6,186円でありました。  以上、各案件に対する提案理由について御説明申し上げました。よろしく御審議をお願いいたします。 15: ◯青木正孝議長 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、各議案の補足説明を求めます。  初めに、議案第66号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 16: ◯市民生活部長 それでは、議案第66号、南房総市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー7と8を御用意願います。  初めに、条例の制定理由について説明いたします。  過疎地域自立促進特別措置法が令和3年3月31日までの時限立法であるため、その指定された区域において不均一課税をすることができる南房総市過疎地域における固定資産税の特例措置に関する条例は、同日をもって失効いたしました。このたび新たに過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が令和3年4月1日に施行されたことに伴い、引き続き過疎地域の持続的発展のための施策として、企業立地等の促進、産業基盤の整備、農林水産業経営の近代化、情報通信産業の振興、中小企業の育成及び起業の促進、観光の開発など産業振興を図り、併せて安定的な雇用機会の拡充を促進するため、新たな設備の取得等をした者に係る固定資産税の課税を免除するため、本条例を制定するものでございます。  それでは、条例の内容について説明いたします。肩ナンバー7の1ページを御覧ください。  第1条の趣旨ですが、市内において製造業、情報サービス業等農林水産物等販売業または旅館業の用に供する設備の取得等をした者に係る固定資産税の課税免除に関し必要な事項を定めるものでございます。  2ページにかけての第2条は課税免除の規定で、租税特別措置法第12条及び第45条の規定の適用を受ける取得価格の合計が500万円を超える家屋及び償却資産並びに当該家屋の敷地である土地に対して課する固定資産税について、課税を免除するものでございます。なお、資本金の額により適用を受ける取得価額の合計額が変わってまいります。製造業及び旅館業については、資本金の額が5,000万円を超え、1億円以下である法人が行うものが1,000万円、資本金の額が1億円を超える法人が行うものは2,000万円となります。  第3条は、課税免除の期間で、新たに課税されることとなった年度から3か年度でございます。  第4条の課税免除の申請は、規則で定めるところにより申請するものでございます。  第5条は課税免除の取消しで、虚偽の申請、その他不正の行為によって課税免除を受けた者は、その免除の全部または一部を取り消すものでございます。  第6条の委任は、本条例の施行に関し必要な事項は規則で定めるものとしております。  次の附則ですが、第1項は施行期日で、この条例は公布の日から施行するものでございます。  第2項は、南房総市企業誘致及び雇用促進に関する条例の一部改正で、肩ナンバー8の新旧対照表の下線部分のとおり、この条例の引用部分を改めるものでございます。  第3項の失効は、令和6年3月31日をもってこの条例を失効するものとしたものでございます。  以上で議案第66号、南房総市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についての補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 17: ◯青木正孝議長 次に、議案第67号の補足説明を求めます。  総務部長。 18: ◯総務部長 それでは、議案第67号、南房総市個人情報保護条例及び南房総市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足説明申し上げます。肩ナンバー9と10を御覧いただきたいと存じます。  デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う条例の改正でございます。肩ナンバー10の新旧対照表1ページを御覧いただきたいと存じます。  まず、第2条の3号ですが、個人識別符号の定義に関する改正です。行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されたことから、個人情報の保護に関する法律の定義を引用しようとするもので、実質的な変更はございません。  次に第33条ですが、デジタル庁設置法の施行により、情報提供ネットワークシステムの設置及び管理に関する事務は内閣総理大臣が分担管理することとされた改正のほか、マイナンバー法の改正による条ずれに対応しようとするものでございます。  裏面の2ページを御覧いただきたいと思います。第1条と第5条ですが、こちらもマイナンバー法の改正による条ずれに対応するための改正でございます。  肩ナンバー9をお願いいたします。附則でございますが、この条例を公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 19: ◯青木正孝議長 次に、議案第68号の補足説明を求めます。  市民生活部長
    20: ◯市民生活部長 議案第68号、南房総市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明申し上げます。肩ナンバー11と12を御用意願います。肩ナンバー12の新旧対照表で説明いたします。  初めに、第2条、表中及びその下、別表第5条の関係の名称につきまして、混同しやすい名称が原因で生ずる地域住民の混乱を解消するため、南房総市富山コミュニティセンターを南房総市富山平群コミュニティセンターに、南房総市富山ふれあいコミュニティセンターを南房総市富山岩井コミュニティセンターにそれぞれ変更しようとするものでございます。  肩ナンバー11、附則の条例施行期日ですが、公布の日から約3か月間の周知期間を設け、令和4年1月1日から施行しようとするものでございます。  以上で南房総市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 21: ◯青木正孝議長 次に、議案第69号の補足説明を求めます。  農林水産部長。 22: ◯農林水産部長 それでは、議案第69号、南房総市三芳農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。肩ナンバー13と14をお願いいたします。  三芳農村環境改善センターの農事相談室の一般利用を中止することに伴い、農事相談室を削除するものでございます。この条例は令和4年1月1日から施行するものでございます。  以上で南房総市三芳農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 23: ◯青木正孝議長 次に、議案第70号から議案第74号までの補足説明を求めます。  総務部長。 24: ◯総務部長 それでは、議案第70号、南房総市立千倉中学校校舎改修工事(建築工事)の請負契約の締結につきまして補足説明申し上げます。肩ナンバー15をお願いいたします。  工事概要につきましては、平成4年1月に建設された鉄筋コンクリート造り三階建て、延べ床面積6,795.45平方メートルの校舎棟が老朽化しているため、屋根のふき替え、屋根防水改修、外壁補修、建具改修、特定天井改修、床改修、トイレのドライ化、木製建具改修、家具改修等の建築工事を実施するものでございます。  契約までの経緯ですが、7月9日に制限付き一般競争入札により入札を執行したところ、低入札価格調査基準額を下回ったことから、南房総市建設工事等低入札価格調査実施要領に基づき調査し、南房総市建設工事等低入札価格審査委員会において審査したところ、白幡興業株式会社について適正に事業執行を行うことができると判断しましたことから落札者としましたので、同社と3億6,674万円をもって工事請負の仮契約の締結を行いました。このことから、本工事の契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第71号、道の駅富楽里とみやま大規模改修工事(建築工事)請負契約の締結につきまして補足説明申し上げます。肩ナンバー16をお願いいたします。  工事概要につきましては、平成15年に建設された鉄筋コンクリート造り地上1階地下1階建て、延べ床面積1,707.95平方メートルの道の駅富楽里とみやまの施設の長寿命化を図るとともに、集客力の向上を図るため、1階及び地階の増築、仮設店舗設置、外壁改修、防水改修、内装改修、空調換気・排水設備改修等の工事を実施するものでございます。  契約に至る経緯につきましては、8月6日に制限付き一般競争入札により入札を執行したところ、東海建設株式会社が落札しましたので、同社と5億1,150万円をもって工事請負契約の仮契約の締結を行いました。このことから、本工事の契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第72号の補足説明を申し上げます。肩ナンバー17をお願いいたします。  議案第72号の契約の変更につきましては、令和2年5月18日に入札、6月19日の定例会で議会の議決を経て契約しました南房総市立三芳中学校校舎改修工事(建築工事)に係る契約額の変更であります。  変更の内容としましては、改修工事に伴い撤去等を実施したところ、不具合箇所が判明し、補修等を行う工事の追加などが必要となり、契約額を増額する変更を行うものでございます。これにより契約額を648万7,800円増額する仮契約を締結しましたので、議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第73号、南房総市内房学校給食センター及び(仮称)南房総市外房学校給食センター給食用食器の購入について補足説明を申し上げます。肩ナンバー18をお願いいたします。  南房総市内房学校給食センターの更新予定の給食用食器類1,250セット及び令和4年4月稼働予定の(仮称)南房総市外房学校給食センターにおける給食用食器類1,500セットを調達するものでございます。  契約までの経緯ですが、7月30日に制限付き一般競争入札により入札を執行したところ、日本調理機株式会社千葉営業所が落札しましたので、同社と2,176万6,250円をもって仮契約の締結を行いました。このことから、財産の取得に関する契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  続いて、議案第74号、令和3年度一般会計補正予算(第6号)につきまして補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー19と20になります。  まず、肩ナンバー19、予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。今回の補正予算は歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正であり、補正額等につきましては、市長の説明のとおりでございます。  初めに歳出予算から御説明申し上げます。各款項目にわたりまして、2款給料、3款職員手当等、4款共済費の人件費は、一部を除き、職員の人事異動や早期退職等に伴いまして調整した補正であり、各項目での説明は省略させていただきます。なお、職員人件費等に関する補正額の合計は6,230万円の減でございます。  それでは、予算書24、25ページをお願いいたします。2款1項9目自治振興費、25ページ説明欄の事業名、和田コミュニティセンター管理運営事業104万4,000円の追加及びページをめくっていただきまして、27ページ説明欄の事業名、元気倶楽部管理運営事業305万5,000円の追加と富山ふれあいコミュニティセンター管理運営事業16万3,000円の追加は、いずれも新型コロナウイルス感染症対策として加湿空気清浄機、サーキュレーター、サーマルカメラなどを購入しようとするものでございます。  次に、12目諸費の防犯対策事業92万2,000円の追加は、故障した防犯カメラの交換及び修繕経費を追加しようとするものでございます。  32、33ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費の事業名、社会福祉総務費99万3,000円の追加は、行旅死病人等の増加に伴う埋葬経費を追加しようとするものでございます。  次に、3目障害者福祉費の事業名、障害者福祉費121万円の追加は、ひきこもりに関する実態把握のため、アンケート調査を実施しようとするものでございます。  次に、自立支援医療(育成医療)事業24万5,000円の追加は、給付人員の増加に伴う不足分を追加しようとするものでございます。  34、35ページをお願いいたします。4目老人福祉費の地域介護・福祉空間整備等施設整備事業3,305万6,000円の追加は、市内の高齢者施設4施設に対し、災害による停電時の入居者の安全確保のため、非常用発電設備の整備や施設の老朽化に伴う大規模修繕に係る費用を補助しようとするものでございます。  次に、介護施設等整備事業407万円の追加は、市内の介護施設1施設に対し、新型コロナウイルス感染症対策として、簡易陰圧装置の設置費用を補助しようとするものでございます。  次に、5目介護保険費の介護保険特別会計繰出金24万5,000円は、昨年度の低所得者保険料軽減強化負担金の精算に伴う繰出金を追加しようとするものでございます。  36、37ページをお願いいたします。2項3目児童福祉施設費の保育所運営一般事業170万円の追加及び放課後児童健全育成事業80万円の追加は、民間の保育所、病児保育施設及び学童保育所が取り組む新型コロナウイルス感染症対策に対し補助しようとするものでございます。  38、39ページをお願いいたします。4項1目災害救助費の福祉避難所運営事業1,791万1,000円の追加は、本年5月の災害対策基本法の改正による福祉避難所の確保・運営ガイドラインの改正により、福祉避難所等において特に支援が必要となる要配慮者用の新型コロナウイルス感染症対策備品等を購入しようとするものでございます。  40、41ページをお願いいたします。4款1項1目保健衛生総務費職員人件費は、冒頭で御説明申し上げました人事異動等に伴う補正のほかに、今後の新型コロナウイルスワクチン接種事業に関わる職員の時間外勤務手当249万3,000円を追加しております。  次に、2目予防費の新型コロナウイルスワクチン接種事業3,283万5,000円の追加は、ワクチン接種及び医療従事者派遣に関わる時間外・休日対応加算分を追加しようとするものでございます。また、当事業内で実施するワクチン接種支援タクシー助成につきましては、ワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の対象ではなくなったため財源補正をし、コロナ臨時交付金を充当しております。  42、43ページを御覧ください。3項1目上水道費の事業名、上水道費1億1,002万2,000円の追加は、昨年度の渇水による有収水量の減少及び渇水対策に伴う臨時的費用の増加などによる高料金対策分の繰出金の不足分を追加しようとするものでございます。  44、45ページをお願いいたします。5款1項1目農業委員会費の農業委員会一般事務費99万円の追加は、農地集約化を進めるため、既存の農地台帳システムに基づく農地情報を電子化、地図化し、全国一元的に公開する農地情報公開システムにデータを変換する経費を追加しようとするものでございます。  次に、3目農業振興費の農業振興一般事務費50万円の追加は、農業労働力の安定的な確保を図るため、新たに雇用することを前提に、就業環境を改善するため休憩施設などの整備に対し補助しようとするものでございます。  次に、「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業186万2,000円の追加は、認定農業者を対象に、園芸生産施設の高度化、省力化に係る機械導入及び施設整備費用に対し補助しようとするものでございます。  次に、強い農業・担い手づくり総合支援事業246万円の追加は、人・農地プランに位置づけられた中心経営体等を対象に、農業用機械・施設等の整備を行う場合の融資残の自己負担部分に対し補助しようとするものでございます。  46、47ページをお願いいたします。3項2目水産業振興費の栽培漁業推進事業11万2,000円の追加は、漁業者が実施する藻場回復対策に対し、補助しようとするものでございます。  次に、外房漁村再生事業9,280万円の追加は、外房漁村再生計画に基づく土地の有効活用を図るため、老朽化及び房総半島台風等の被災により現在使用されていない千倉漁村センターの解体費用に対し、補助しようとするものでございます。  48、49ページをお願いいたします。6款1項3目観光費の観光施設事業3,000万円の追加は、アフターコロナの観光振興と地域経済の活性化を図るため、新規温泉施設の導入及び既存温泉施設の整備に対し、補助しようとするものでございます。  次に、観光地域づくりプラットフォーム整備事業100万円の追加は、地域おこし協力隊として移住した方が引き続き市内に居住し、起業、事業承継する場合の費用に対し補助しようとするものでございます。  次に、新型コロナウイルス対応道の駅対策事業877万3,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響下において、地域産品を利用し、第三セクターが取り組む6次産業化商品の流通促進及びECサイトを活用した販売促進に要する費用に対し補助しようとするものでございます。  50、51ページを御覧いただきたいと存じます。7款1項1目土木総務費の事業名、土木総務費86万6,000円の追加は、和田町仁我浦地区の急傾斜地崩落防止施設緊急改築事業の県営事業負担金を追加しようとするものでございます。  次に、2項3目道路新設改良費の道路新設改良事業256万3,000円の追加は、変則で危険な富浦町深名地先、市道富浦1号線の交差点改良に係る設計及び測量委託料を追加しようとするものでございます。  次に、5項2目住宅建築物耐震化促進費のブロック塀等撤去支援事業80万円の追加は、申請件数の増によるものでございます。  54、55ページをお願いいたします。8款1項3目消防施設費の事業名、消防施設費は、事業費の整理により財源補正を行ったものでございます。  次に、4目災害対策費の事業名、災害対策費1,352万9,000円の追加は、災害時の避難所における新型コロナウイルス感染症対策備品を購入しようとするものでございます。  56、57ページをお願いいたします。9款1項2目事務局費の一般事務費67万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症の影響により修学旅行を中止したことに伴うキャンセル料を追加しようとするものでございます。  58、59ページをお願いいたします。3項1目一般中学校管理費は、千倉中学校の大規模改修について、学校施設環境改善交付金の追加配分及び地方債の種類変更に伴う起債充当率の増加による財源補正を行うものでございます。交付金及び市債の増加に伴い、公共施設等再編整備基金繰入金を減額しております。  62、63ページを御覧いただきたいと存じます。6項2目体育施設費の千倉地区社会体育施設等整備事業589万6,000円の追加は、千倉総合運動公園のセンターハウス、千倉B&G海洋センターの屋内プール及び旧忽戸小学校校舎のアスベスト並びにPCBの含有分析調査、旧忽戸小学校跡地の地形測量を追加しようとするものでございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。戻りまして、12、13ページをお願いいたします。  16款国庫支出金、10ページから17ページまでの17款県支出金は、事業費の補正等に伴うもの及び補助金申請状況等による補正で、説明欄に記載のとおりでございます。  次に、16、17ページの20款繰入金、事業費の補正に伴うもの及び財源補正に伴い繰入金を減額するものでございます。  次ページにまたがりまして21款繰越金ですが、歳入歳出差引額等の調整として1億6,671万4,000円を追加するものでございます。  22款諸収入は4項の雑入で、昨年度分の国・県負担金の精算による追加の交付でございます。  23款市債ですが、1目総務費の過疎対策事業債ソフト分130万円の減額は、岩井地区のオイルフェンス格納庫の解体分を次ページ、6目商工債の観光施設等整備事業債に組み替えるものでございます。  戻りまして、4目地方債の消防団詰所整備事業債40万円の追加は県支出金の減額による追加、5目教育債の中学校施設改修事業債7,200万円の追加は、千倉中学校の大規模改修分について学校教育施設等整備事業債から防災・減災国土強靱化緊急対策事業債に変更したことによるものでございます。  20ページ、21ページをお願いいたします。7目土木債の急傾斜地崩落防止施設緊急改築事業債70万円の追加は、和田町仁我浦地区の県営事業負担金に関わるものでございます。  戻りまして、6ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為の補正ですが、令和4年度当初から委託を予定するペットボトル、瓶類の中間処理業務につきまして、業者選定等に期間を要することから債務負担行為の設定をするものでございます。期間、限度額につきましては、それぞれ予算書記載のとおりでございます。  7ページをお願いいたします。第3表、地方債補正です。過疎債対策事業債ソフト分などを変更するもので、起債の方法、利率、償還の方法は、いずれも予算書記載のとおりでございます。  なお、肩ナンバー20で補正予算説明資料を添付いたしましたので、後ほど御覧いただければと存じます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 25: ◯青木正孝議長 次に、議案第75号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。 26: ◯保健福祉部長 それでは、議案第75号、令和3年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第1号)について補足説明を申し上げます。肩ナンバー21を御用意ください。  今回の補正は歳入歳出予算の補正で、市長の説明のとおりでございます。  内容につきまして、歳出から説明いたします。10ページをお願いします。  4款1項基金積立金は、令和2年度の歳入歳出決算余剰金から、国・県等負担金の精算に伴う追加交付、返還等を加減した2,881万3,000円を計上するものです。  続きまして、12ページ、5款1項償還金及び還付加算金は、令和2年度の介護給付費及び地域支援事業費の負担金等精算に伴う国・県等の返還金で、1億8,883万9,000円を追加するものです。  次に、歳入について説明いたします。戻りまして、6ページをお願いいたします。  4款2項国庫補助金172万8,000円と6款2項県補助金49万2,000円は、令和2年度精算による過年度分を追加するものです。  9款1項一般会計繰入金は、令和2年度低所得者保険料軽減負担金精算に伴う一般会計からの繰入金で、24万4,000円を追加するものです。  続きまして、8ページ、10款1項繰越金は、令和2年度歳入歳出決算余剰金2億1,518万8,000円を追加するものです。  以上で議案第75号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 27: ◯青木正孝議長 次に、議案第76号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 28: ◯富山国保病院事務長 それでは、令和3年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第2号)の補足説明を行います。肩ナンバー22の資料を御用意ください。3ページをお開きください。実施計画に基づいて御説明申し上げます。  第3条予算、収益的収入ですが、医業外収益として、県補助金の新型コロナウイルス感染症対応補助金について、病床確保補助金の5月、6月分について増加が見込まれるため1億4,991万6,000円を増額し、補助金合計3億9,953万9,000円にしようとするものです。  続きまして、第4条予算の資本的支出ですが、新型コロナウイルス感染症の入院患者対応として、PCR検査機器の導入、患者用ベッド4台の更新、また医事会計システムの更新と電子カルテシステムの導入を行います。  参考までに、キャッシュフロー計算書を4ページに添付してございますので、後ほど御覧ください。  以上で補足説明を終わります。 29: ◯青木正孝議長 次に、議案第77号の補足説明を求めます。  水道局長。 30: ◯水道局長 それでは、議案第77号、令和3年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)について補足説明をいたします。肩ナンバー23を御用意願います。1ページをお開きください。  令和3年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)ですが、第2条及び第3条の補正内容につきましては、補正予算実施計画書で御説明申し上げたいと存じます。4ページをお開きください。  収益的収入の補正は第1款水道事業収益、第2項営業外収益、第2目県費補助金及び第3目他会計補助金をそれぞれ1億1,002万2,000円増額するもので、これは市の一般会計から高料金対策補助金として繰り入れている金額の決算認定による増額で、県費補助金も同額を併せて補正するもので、これにより第1款水道事業収益を19億5,205万5,000円にしようとするものです。  そして、収益的支出の補正は、第1款水道事業費、第1項営業費用、第1目原水及び浄水費について600万円を増額するもので、これは浄水設備機器の修繕に要する費用で、年度当初から故障が多く発生し費用が不足しておりますので増額するもので、これにより第1款水道事業費は15億6,089万5,000円になります。  続いて、資本的収入の補正は、第1款第2項第1目国庫補助金を757万円増額するもので、これは白浜ダムの取水設備に設置する自家発電機の整備費補助金の内示があり、当初予算では見込んでおりませんでしたので増額をしようとするものです。  そして、資本的支出の補正は、第1款第3項第1目予備費を289万3,000円増額するもので、これは水道局で管理している受水槽が経年劣化により損傷し、予備費を充当して新設をいたしましたので、その使用分を増額しようとするものです。  次の5ページには予定キャッシュフロー計算書を添付してございますので、参考にしていただければと存じます。  以上で令和3年度南房総市水道事業会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 31: ◯青木正孝議長 説明中ですが、ここで10分間休憩いたします。再開は11時10分といたします。                                         (午前10時59分)    ──────────────────────────────────────────
                                            (午前11時10分) 32: ◯青木正孝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、認定第1号の補足説明を求めます。  初めに、総務部長。 33: ◯総務部長 認定第1号、令和2年度南房総市決算の概要について補足説明申し上げます。資料は肩ナンバー25、決算書と肩ナンバー26、決算に係る主要な施策の成果となります。  まず、肩ナンバー26、主要な施策の成果をお願いいたします。6ページを御覧いただきたいと存じます。  各会計の歳入歳出決算総括表でございます。病院事業会計と水道事業会計を除く一般会計及び6つの特別会計を合わせた決算額合計は、歳入466億4,942万3,311円、歳出439億5,263万8,532円で、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源3億7,542万2,624円を差し引いた実質収支の合計は23億2,136万2,155円となりました。1番上の行、一般会計の歳入決算額は345億2,304万5,390円、歳出決算額は322億9,425万9,741円で、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支は18億5,336万3,025円となりました。以下、国民健康保険特別会計から南三原財産区特別会計までの決算額については、記載のとおりでございます。  続きまして、主要な財政指標について御説明申し上げます。4ページをお願いいたします。  まず経常収支比率でございますが、90.4%で、前年度から3.3ポイント改善しております。臨時財政対策債の発行や税率引上げに伴う地方消費税交付金の増加により、分母となる経常一般財源が増加したため改善となりました。次に財政力指数でございますが、0.32でございます。実質公債費比率は8.1%で、前年度から0.2ポイント上昇しております。上昇の要因は、市債の償還費の増加及び一部事務組合の地方債償還費等の負担金などの増加によるものでございます。将来負担比率は、引き続き実質的な将来負担はございません。地方債現在高は前年度から約6億4,500万円増の約250億3,000万円となりました。5ページの基金保有額は約3億円増の245億7,000万円でございます。  今後の財政の見通しですが、少子高齢化による労働人口の減少に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、厳しい状況が続くものと予想されます。持続可能な財政を堅持し、未来につながるまちづくりを行っていくため、今後も効率的で効果的な事業を展開していく必要があると考えております。  7ページをお願いいたします。一般会計の歳入決算の状況ですが、主なものを御説明申し上げます。  1款市税の収入済額は39億7,514万839円で、前年度比較では約2,000万円、0.5%の増となりました。市民税は房総半島台風等の被災による納税者の収入の減少などにより約1,400万円、0.9%の減となりました。また、固定資産税は、房総半島台風等の被災による減免の解除などにより約3,000万円、1.6%の増となり、市税全体では増となりました。  12款地方交付税は95億8,888万4,000円で、前年度比約6億5,000万円、6.3%の減となりました。内訳は、普通交付税が88億2,421万4,000円、震災復興分を含めた特別交付税が7億6,467万円であります。主な減少要因は、特別交付税の房総半島台風等の被災分が減少したことによるものでございます。  16款国庫支出金は68億5,735万4,279円で、約38億2,000万円、126%の増となりました。特別定額給付金給付事業費補助金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などにより大幅な増となっております。  17款県支出金は27億5,331万489円で、約15億4,000万円、126.8%の増となりました。房総半島台風等の被災による災害関連の災害救助費負担金や被災住宅修繕緊急支援事業補助金、強い農業・担い手づくり総合支援交付金などなどにより大幅な増となりました。  19款寄附金は4億6,200万8,721円で、約2億6,000万円、35.6%の減となりました。令和元年度は房総半島台風等の被災による寄附分が多額であったことや、新型コロナウイルス感染症の影響などふるさと納税による魅力の郷づくり寄附金の減少が主なものでございます。  20款繰入金は9億8,236万6,694円で、約14億1,000万円、58.9%の減となりました。これは、令和元年度における房総半島台風等の災害対応などの財政調整基金繰入金の減によるものでございます。  23款市債は40億8,140万円で、前年度比約17億3,000万円、73.4%の増となりました。主な増加要因は、災害廃棄物処理事業に7億4,150万円と、臨時財政対策債4億2,080万円によるものでございます。主な起債の発行額は、過疎対策事業債9億8,580万円、合併特例事業債16億4,320万円、災害復旧事業債8億8,890万円でございます。  8ページをお願いいたします。一般会計の歳出決算状況でございます。  主なものでは、2款総務費は68億8,230万2,550円、前年度比約33億3,000万円、93.8%の増となりました。主な増加要因は、特別定額給付金給付事業によるものでございます。  3款民生費は63億1,360万7,302円、前年度比約4億5,000万円、7.7%の増となりました。災害に関わる被災住宅支援事業や障害者自立支援事業の増などによるものでございます。  4款衛生費は37億1,931万628円、前年度比約13億8,000万円、59%の増となりました。災害廃棄物処理事業や千倉清掃センター工場棟解体事業などによるものでございます。  5款農林水産業費は21億7,105万7,063円、前年度比約14億7,000万円、209.9%の増となりました。災害に関わる強い農業・担い手づくり総合支援事業などにより大幅な増となりました。  6款商工費は21億1,240万2,150円で、前年度比約13億6,000万円、182.3%の増でございました。旧平群小学校校舎等の解体、貸事務所整備事業のほか、新型コロナウイルス感染症対策として実施した中小企業等支援事業、食べて応援クーポン券事業、道の駅対策事業などの増によるものでございます。  9款教育費は35億6,805万1,474円、前年度比約3億6,000万円、11.3%の増となりました。GIGAスクール構想の実現に係るタブレット型端末の導入、学習環境及び校内通信ネットワークの整備、旧和田小学校校舎、プール等解体、富山ふれあいスポーツセンター規模改修事業、外房地区学校給食共同調理場建設事業などの増によるものでございます。  12款諸支出金は10億3,376万9,382円で、前年度比約9億6,000万円、1,224.5%の増で、公共施設等再編整備基金の元入れ額の増によるものでございます。  次に性質別の決算状況ですが、資料は戻りまして3ページの第2表、主な性質別歳出の内訳を御覧ください。  人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費は103億6,141万3,000円、前年度比2.8%の増でございました。人件費につきましては、会計年度任用職員に関わる費用区分の変更などにより6.2%の増、扶助費は0.4%、公債費は0.7%のいずれも増となりました。  その他の経常的経費では、物件費が、災害廃棄物処理事業や被災住宅支援事業のほか、新型コロナウイルス感染症対応などにより48.2%の増、補助費等は強い農業・担い手づくりの総合支援事業や災害廃棄物処理事業、特別定額給付金給付事業などにより232%の増となりました。経常的経費全体では273億2,239万4,000円であり、前年度比44%の増になりました。  次に投資的経費ですが、普通建設事業費は28億9,322万8,000円で、三芳小学校及び三芳中学校校舎改修工事や貸事務所整備事業、富山ふれあいスポーツセンター規模改修事業などにより前年度比5.9%の増となりました。投資的経費全体では2.8%の増でございました。  続きまして、所管部署別の主要施策の成果につきまして、各担当部長から御説明申し上げます。  最初に総務部所管分を御説明いたします。17ページをお願いいたします。  事業名称の下に記載のページ番号は、肩ナンバー25、決算書の該当ページでございます。決算書該当ページの備考欄に当該事業の詳細な決算額が記載されておりますので、随時御参照をお願いいたします。  それでは、総務課所管事業ですが、総務一般管理費については決算額6億1,901万2,000円です。主な支出は千葉県総合事務組合退職手当負担金及び安房郡市広域市町村圏事務組合の議会費及び総務費分負担金でございます。  次に秘書広報課所管事業ですが、情報発信事業では決算額1,376万6,000円でございます。市ホームページをリニューアルし、閲覧者に分かりやすいデザインに変更するとともに、操作性の向上、セキュリティーの強化を図りました。  次に企画財政課所管事業です。18ページをお願いいたします。ふるさと納税推進事業ですが、決算額4億1,061万4,000円で、寄附の受付や特産品の発送までの業務委託料と基金積立金であり、令和2年度の寄附金は4億6,019万5,000円となりました。なお、魅力の郷づくり業務委託料中3,032万円は令和元年度からの繰越し分、また同委託料にて3,500万円分を令和3年度に繰り越しております。  次に、地域生活路線バス維持事業は決算額4,130万3,000円でございます。日東交通への生活路線等維持費の助成などを行いました。  19ページをお願いいたします。次に各種統計調査費ですが、決算額は1,658万円、昨年度は5年に1度の国勢調査のほか、工業統計など統計法に基づく各種統計調査受託事務等を実施いたしました。  次に上水道費ですが、決算額は4億701万2,000円で、水道事業会計への繰出金、三芳水道企業団への負担金及び出資金でございます。なお、南房総広域水道企業団への負担金及び出資金は企業団の内部留保資金を活用するため、当面の間負担をしないこととされております。  次に、公債費の元金分が34億3,647万9,000円、20ページになりますが、利子分が1億4,291万3,000円でございました。特定財源はいずれも南房総広域水道用水供給事業県補助金でございます。借入先ごとの償還額は説明欄に記載のとおりでございます。  次に、公共施設等再編整備基金費10億2,071万9,000円は、運用利子分のほか、将来の財政支出に備え、積立てを実施したものでございます。なお、各基金の保有状況は決算書の498ページから499ページに記載してございますので、後ほど御覧いただければと存じます。  次に管財契約課所管事業でございます。本庁舎管理費は市役所本庁舎等の維持管理経費で、決算額は5,697万7,000円でございました。  21ページをお願いいたします。次に、本庁舎大規模改修事業決算額2億2,200万9,000円は、市役所本庁舎の機能保全、防災拠点施設としての耐震性の確保に必要な改修工事を実施したものでございます。特定財源は合併特例債を充当しております。  次に、情報ネットワークシステム運営事業の決算額は6,054万5,000円で、市の情報システムの運用管理等に要した費用でございます。  次の地域情報通信基盤維持管理事業の決算額は2,517万7,000円で、地域情報推進基盤整備推進交付金事業により整備した光ファイバーケーブル等の維持管理経費でございます。  次に、選挙管理委員会事務局所管事業分について御説明申し上げます。飛びまして34ページをお願いいたします。千葉県知事選挙費は、令和3年3月21日執行の選挙に関わる事務経費で、決算額は2,852万8,000円でございました。  以上で令和2年度南房総市決算の概要、併せて総務部及び選挙管理委員会事務局所管の事務事業に係る主な決算の説明を終わります。  引き続き各所管部長より御説明申し上げます。 34: ◯青木正孝議長 次に教育次長。 35: ◯教育次長 続きまして、教育委員会事務局所管の主要施策の成果について御説明をいたします。22ページをお願いいたします。  初めに、教育総務課所管事業です。事業名、一般事務費、決算額4億9,344万2,000円は、教育委員会事務局の一般事務経費及び小中学校におけるICT環境の整備で、GIGAスクール構想の実現に関わるタブレット端末2,305台の調達、校内通信ネットワーク環境の整備、小中学校の電子黒板74台、オンライン授業の環境整備、小中学校ホームページ、保護者情報配信システムの整備及び小中学校指導者用デジタル教科書等を整備した経費でございます。主な特定財源は、国の公立学校情報機器整備費補助金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、学校教育施設等整備事業債です。  次に、廃園・廃校施設管理事業、決算額1億6,097万8,000円は、廃園・廃校を適正に管理するとともに、利活用に向け必要な改修等を実施した経費で、主な事業といたしまして旧和田小学校等解体撤去工事や旧嶺南中学校校舎屋内運動場等改修工事などです。特定財源は合併特例債を起債しております。  次に、外国青年招致事業、決算額2,337万8,000円は、外国青年招致事業による外国青年6人を外国語指導助手に任用し、小学校に派遣して生きた英語教育と国際理解の推進を図りました。  23ページをお願いいたします。スクールバス運営費、決算額1億8,471万5,000円は、幼稚園、小学生及び中学生の通園通学支援のためにスクールバスの運行管理委託等を行った経費でございます。  次に、一般小学校管理費、決算額3億7,228万5,000円は、市内小学校の維持管理経費、三芳小学校校舎改修工事や白浜小学校トイレ改修工事などの施設を改修した経費、令和元年度からの繰越事業として、富浦小学校、千倉小学校のトイレ改修工事を実施した経費でございます。特定財源は、三芳小学校校舎改修工事に学校施設環境改善交付金と合併特例債の起債、富浦小学校、千倉小学校のトイレ改修工事に学校施設環境改善交付金と学校教育施設等整備事業債を起債しています。そのほかはふるさと納税からの充当でございます。  24ページを御覧ください。事業名、一般中学校管理費、決算額3億7,343万円は、市内中学校の維持管理経費と三芳中学校校舎改修工事、千倉中学校校舎改修工事設計業務など中学校の施設改修費でございます。特定財源は、三芳中学校校舎改修工事に学校施設環境改善交付金と合併特例債の起債、千倉中学校校舎改修工事設計業務に合併特例債を起債しています。そのほかはふるさと納税からの充当です。  次に、事業名、学校給食センター等管理運営事業、決算額2億4,775万6,000円は、学校給食センター3施設の賄い材料や調理業務の委託、老朽化した厨房機器の入替えや修繕など施設の維持管理に係る経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を起債しています。その他は給食費でございます。  次に、外房地区学校給食共同調理場建設事業、決算額1億2,911万7,000円は、衛生管理基準への適合と効率的な事業を行うため、(仮称)外房地区学校給食センター及び炊飯センターを新規に整備するための経費でございます。特定財源は、学校施設環境改善交付金と合併特例債を起債しております。  25ページを御覧ください。事業名、中学校施設災害復旧費、決算額1億1,515万3,000円は、令和元年の房総半島台風により被災した施設を復旧したもので、具体的には富浦中学校、白浜中学校の体育館等を復旧した経費でございます。特定財源は、公立学校施設災害復旧費負担金を充当しています。  続きまして、子ども教育課の所管になります。事業名、保育所運営事業、決算額3億175万3,000円は、保育士等の報酬を含め5つの公立保育所運営費や民間保育所への委託費及び運営費補助金、管外の公立保育所への入所に関わる委託費や病児・病後児保育の委託料などでございます。特定財源は、保育料や子どものための教育・保育給付交付金、過疎対策事業債等を充当しております。  26ページをお願いします。事業名、学童保育所運営事業、決算額6,995万円は、共働き家庭の親などが安心して働くことができるように放課後に遊びや生活の場を与え、健全な育成を図るため、公設の学童保育所の運営費や民設の学童クラブへの補助金です。特定財源は、学童保育料や子ども・子育て支援交付金、ふるさと納税を充当しております。  27ページをお願いいたします。事業名、一般事務費、決算額4,224万4,000円は、市内小中学校におけるコロナウイルス感染予防対策として非接触型赤外線体温計148台と空気清浄機425台を購入した経費でございます。特定財源は、学校保健特別対策事業費補助金及び新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しております。  28ページをお願いいたします。事業名、学力向上事業、決算額1,221万9,000円は、小中学生の学力向上に資するため民間学習塾の講師による学習講座、放課後学習教室や市独自で行っております学力調査の経費、小中学校独自の学力向上の取組に対する補助金の交付など、小中学校の学力向上を図るための経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  次に、特別支援教育総合推進事業、決算額7,573万8,000円は、特別支援教育支援員や特別支援教育相談員を幼稚園及び小中学校に配置し、障害のある園児・児童・生徒に対しまして、早期からの情報提供や相談に応じることにより、社会的自立を目指した一貫性のある支援体制を構築するための事業を実施した経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  次に、事業名、学校外教育サービス利用助成事業、決算額804万6,000円は、子育て世代の経済的負担を軽減するため、市内に居住する小学校5、6年生を対象に放課後や休日における学習塾をはじめ習い事等で利用できるクーポン券に関わる経費でございます。特定財源は過疎対策事業債を充当しております。  29ページを御覧ください。事業名、預かり保育事業、決算額4,652万9,000円は、公設の預かり保育に用いた経費で、預かり保育指導員の雇用に関わる会計年度任用職員の報酬などでございます。特定財源は、子育てのための施設等利用給付交付金、子ども・子育て支援交付金等を充当しております。  続きまして、生涯学習課所管に所管事業になります。30ページをお願いいたします。事業名、重要文化財旧尾形家住宅改修事業、決算額4,788万1,000円は、令和元年の災害により被災を受けた国指定重要文化財旧尾形家住宅の改修に係る経費で、令和元年度からの逓次繰越しによる工事設計監理業務委託料と令和2年度の工事費と工事設計監理業務委託料でございます。特定財源は、重要文化財建造物修理国庫補助金、文化財建造物等修理県補助金を充当しております。  次に、大房岬自然の家管理運営事業、決算額667万2,000円は、大房岬自然の家管理に関わる経費で、管理用備品の購入と新型コロナウイルス感染症対策として大房岬自然の家業務継続資金により、コロナ禍における利用者及び利用料の減少など施設運営環境への影響に対し、業務継続を支援したものでございます。特定財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しております。  31ページを御覧ください。図書館運営事業費、決算額1,644万2,000円は図書館の運営経費で、システムの保守管理と書籍等の充実を図るための図書購入費のほか、新型コロナウイルス感染症対策として図書の除菌機2台を購入しました。特定財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しております。  次に、社会体育施設費、決算額2,313万6,000円は、市内の社会体育施設の光熱費や修繕費など施設の維持管理経費と環境の整備に関わる経費で、管理業務、修繕工事のほか新型コロナウイルス感染症対策として大型扇風機32台を購入し、利用者の利便性の向上を図りました。特定財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、社会体育施設使用料、土地・建物貸付け収入を充当しております。  32ページをお願いします。富山ふれあいスポーツセンター規模改修事業、決算額3億670万3,000円は、老朽化した本施設を改修し、機能の充実を図るための工事を令和元年度からの繰越事業で行うとともに、不足する駐車場の拡張工事を実施いたしました。その工事費などでございます。特定財源は合併特例債を起債しています。  次に、社会体育施設災害復旧費、決算額2億6,678万4,000円は、令和元年房総半島台風により被災した社会体育施設を復旧するための経費で、令和元年度からの繰越事業で、その工事費などでございます。特定財源は、災害復旧事業債を起債しています。  以上で教育委員会事務局所管の説明を終わります。よろしくお願いします。 36: ◯青木正孝議長 次に議会事務局長。 37: ◯議会事務局長 それでは、議会事務局所管の成果について御説明をいたします。33ページを御覧ください。  議会費、事業名、議員人件費、決算額1億2,782万8,000円です。主な支出は、議員の報酬及び期末手当並びに議員共済会への負担金です。例年と異なる特別な事項としましては、議員期末手当について6月期の期末手当を30%減額したことにより、例年と比べて決算額が減となっております。  次に、議会一般事務費、決算額649万4,000円です。主な支出は、議会活動や議会情報の公開に要した経費で、議会だよりを年4回、毎号1万6,000部の発行に要した印刷製本業務186万4,000円、本会議の生中継や録画配信など議会インターネット中継に要した業務委託料169万円です。  以上が議会事務局所管の主な決算の説明です。  以上で終わります。よろしくお願いいたします。 38: ◯青木正孝議長 次に保健福祉部長。 39: ◯保健福祉部長 続きまして、保健福祉部所管の主要な施策の成果について御説明をいたします。35ページをお願いいたします。  初めに、社会福祉課所管事業です。事業名、社会福祉協議会運営費補助事業7,845万4,000円は、社会福祉協議会の人件費及び事業費に関わる補助金でございます。  次に、生活困窮者自立支援事業1,697万6,000円は、生活困窮者の自立を促進するための経費で相談支援業務を社会福祉協議会に委託し、実施いたしました。  次に、自立支援医療(更生医療)事業4,178万円は、慢性腎不全等内部障害を持つ身体障害者の方に対し、その障害を除去または軽減するための医療に関わる費用の一部を負担し、経済的負担の軽減を図りました。助成人数は84人でございます。  次に、重度心身障害者(児)医療費等助成事業7,135万4,000円は、医療費の一部を給付することにより負担を軽減し、健康の維持増進及び生活の安定を図りました。助成人数は705人でございます。  続きまして、37ページから39ページにかけての障害者自立支援事業(介護給付等)でございます。決算額10億4,269万円は、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づいた給付費で、37ページの生活介護給付費をはじめとする障害程度が一定以上の方の生活療養に必要な介護を行う介護給付費と、38ページの就労継続支援B型をはじめとする身体的または社会的リハビリ就労につながる支援を行う訓練給付等です。  39ページを御覧ください。障害者計画等策定事業444万4,000円は、3つの計画をまとめた第3次南房総市障害者計画・障害福祉計画第6期を策定いたしました。  次に、子ども医療費助成事業5,750万1,000円は、中学校3年生までの入院、通院、調剤について助成いたしました。対象者は3,253人です。また、魅力の郷づくり基金から3,600万円を繰り出して充当しております。  40ページを御覧ください。児童扶養手当支給事業9,955万7,000円は、ひとり親家庭の母または父もしくは父母のいない家庭の養育者184人に手当を支給いたしました。  次に、児童手当事業3億4,305万9,000円は、支給対象受給者1,572人に対して手当を支給いたしました。  次に、生活保護費の扶助費でございますが、5億6,424万6,000円で、生活扶助費をはじめ各扶助費を支給いたしました。  続きまして、健康支援課所管事業になります。41ページをお願いいたします。  まず、老人保護措置事業4,897万8,000円でございますが、居宅で生活が困難な高齢者を養護老人ホーム等に入所措置する事業で、3月末の被処置者数は26人です。  次に、高齢者保健福祉計画等策定事業493万円は、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする南房総市第9期高齢者保健福祉計画、第8期介護保険事業計画を策定いたしました。  42ページを御覧ください。介護保険特別会計繰出金8億1,732万9,000円でございますけれども、介護保険事業の円滑な運営を図るために必要な経費の一部を一般会計から繰り出しました。  次に、保健衛生一般事務費1億4,530万円は、救急医療、夜間救急に対する安房郡市広域市町村圏事務組合、国保病院事業会計に対する経常的な繰出金でございます。  43ページを御覧ください。予防接種事業7,140万円は、疾病の発生、流行防止のため予防接種法に基づいた各種予防接種を実施いたしました。  44ページをお願いいたします。がん検診4,342万9,000円でございますが、がんの早期発見、早期治療を目的に、各種がん検診を実施いたしました。  以上で保健福祉部所管の主要な施策の成果についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 40: ◯青木正孝議長 次に市民生活部長
    41: ◯市民生活部長 続きまして、市民生活部所管の主要な施策の成果について主なものを説明いたします。45ページをお願いいたします。  初めに、市民課所管事業でございます。市民活動応援事業、決算額729万5,000円は、市民活動団体等に対する補助金と、約30年前に千倉地区の千田、平磯の海岸護岸に描かれた壁画の再整備を行ったものでございます。特定財源690万円は、市民活動応援基金繰入金です。  46ページをお願いいたします。産学協働地域活力創造事業、決算額1,057万2,000円は、国に採択された3大学と連携・協働して、地域の課題解決、活性化、関係人口の増大を図るための事業を行ったものです。特定財源97万2,000円は、人材育成基金繰入金です。  次に、コミュニティ集会所建設事業、決算額2,537万4,000円は、集会所の改修、修繕に関する助成及び令和元年房総半島台風の被害により被災しました施設の復旧に要した経費の助成です。特定財源は、県補助金1,867万円とふるさと納税による魅力の郷づくり基金繰入金650万9,000円です。  47ページを御覧ください。特別定額給付金給付事業、決算額は37億3,924万9,000円です。新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として国民一律10万円を給付いたしました。財源は全て国庫補助金です。  次に、集会施設災害復旧費、決算額171万9,000円です。これは、令和元年房総半島台風により被災した白浜コミュニティセンターの災害復旧にかかった経費で、令和元年度からの繰越し分となります。  続きまして、48ページを御覧ください。保険年金課所管事業です。国民健康保険特別会計繰出金決算額3億613万4,000円は、国民健康保険特別会計への保険税軽減分、保険者支援分、事務費及び保険財政支援等に係る繰出金です。特定財源1億7,872万円は保険基盤安定負担金で、国から4,229万5,000円、県から1億3,642万5,000円が交付されております。  次に、後期高齢者医療費、決算額8億3,868万3,000円は、千葉県後期高齢者医療広域連合の行う事務及び療養給付費に係る負担金と、後期高齢者医療特別会計への事務費及び保険料軽減分に係る繰出金です。特定財源1億2,424万3,000円は、県からの保険基盤安定制度負担金です。  続きまして、税務課所管事業です。税務総務費、決算額1億408万9,000円は課税に係る電算処理経費などで、特定財源272万9,000円は、諸証明手数料となります。  49ページをお願いします。賦課徴収費、決算額1,772万2,000円は、市税の徴収に要した経費及び過誤納還付金で、特定財源は県からの県民税徴収取扱交付金1,770万円です。  続きまして、消防防災課所管事業です。消防施設費、決算額1億7,179万円は消防施設の充実強化を図るための経費で、主なものは富浦地区第1支団第1分団と富山地区第2支団第3分団の詰所新築工事、富山地区第2支団第1分団と千倉地区第5支団第4分団の消防ポンプ車の更新です。特定財源は、県の消防防災施設強化事業補助金1,094万2,000円と合併特例債等の起債が1億260万円です。  50ページを御覧ください。災害対策費、決算額8,449万8,000円は、災害に備え必要な防災環境の整備を行うための経費です。主なものは、新型コロナウイルス対策を考慮した避難所開設に必要な資機材や非常食などの災害用応急物資購入にかかった経費です。特定財源は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,921万8,000円が主なものとなってございます。  以上で市民生活部所管の決算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 42: ◯青木正孝議長 次に農林水産部長。 43: ◯農林水産部長 それでは、農林水産部農林水産課所管分を御説明いたします。53ページ、54ページとなります。よろしくお願いします。  有害鳥獣被害対策事業、決算額1億2,657万4,000円は、南房総市有害鳥獣対策協議会の運営費及び被害対策費としての委託金が主なものです。令和2年度の捕獲実績、防護柵等の実施内容は説明欄記載のとおりです。そのうちイノシシの捕獲については、過去最多の6,196頭となりました。この要因は、令和元年の房総半島台風により捕獲が進まなかったことによる繁殖の増加、それに伴う個体数の増加が考えられるところです。主な特定財源は、鳥獣被害防止総合対策交付金、野生獣管理事業補助金、鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業補助金等を充当しております。  次に、54ページの多面的機能支払制度事業、決算額6,479万9,000円は、市内の農業の多面的機能の維持発揮のための地域活動や営農活動に対して、市内14集落に支援したものです。特定財源は、多面的機能支払制度事業補助金、多面的機能支払推進交付金、農村活性化基金利子を充当しております。  次に、55ページの農業振興法人支援事業、決算額2,000万円は、農地利用集積円滑化事業を進め、農業の生産性向上を図るとともに、担い手の育成確保、地域営農支援体制の整備等を推進するため、一般財団法人南房総農業支援センターに運営費を交付したものです。特定財源は、元気なまちづくり基金繰入金を充当しております。  次に、56ページの「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業、決算額2,926万5,000円は、園芸生産設備の高度化、省力化を図るため、6名の認定農業者の施設整備に支援しました。なお、そのうちの1,183万1,000円については、令和元年度からの繰越し分となっております。特定財源は、「輝け!ちばの園芸」次世代産地整備支援事業補助金を充当しております。  次に、57ページ、地産地消推進事業、決算額2,687万円は、新型コロナウイルス感染症の影響により市内産品の販売が滞る中、ECサイトによる市内産品等の販売支援を行いました。特定財源は、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を充当しております。  次に、強い農業・担い手づくり総合支援事業、決算額12億8,665万3,000円は、令和元年台風第15号により被災を受けた農業者の早期の営農再開を図るため、令和元年度繰越し分として297名の被災農業者へ農業用施設、機械の再建、修繕及び撤去に要する経費を支援しております。この事業につきましては、令和元年度からの繰越し分となっております。なお、事業が新型コロナウイルス感染症のため遅れており、令和3年度へ繰り越しております。特定財源は、強い農業・担い手づくり総合支援交付金、農業用ハウス軽微補強支援事業補助金を充当しております。  次に、新型コロナウイルス対応農業支援事業、決算額1,797万円は、新型コロナウイルス感染拡大により大きな影響を受け、売上げが減少した農業者132名に対し、事業継続及び雇用の維持を支援しました。特定財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しております。  次に、60ページの栽培漁業推進事業、決算額3,836万3,000円は、磯根資源の維持増大を図るため、アワビ等の種苗放流や増産対策を実施したものです。そのうち主なものとして、平成27年度から実施している収益向上型輪採漁場整備促進事業補助金は、防衛省の補助事業として、令和2年度は千倉地区で実施し、沿岸磯根漁業経営の改善や安定的な漁獲を行うため、平板床による漁場の整備を実施したものです。特定財源は、収益向上型輪採漁場整備促進事業費補助金、東京湾漁業総合対策事業費補助金を充当しております。  次に、外房漁村再生事業、決算額2,440万円は、外房漁村再生計画に基づき、集出荷施設及び海水処理施設に対し支援をしました。なお、そのうちの520万円については、令和元年度からの繰越し分となっております。特定財源は、水産業強化施設整備支援事業補助金を充当しております。  次に災害復旧費ですが、農地・農業用施設災害復旧費として決算額7,240万7,000円、そのうち7,118万2,000円は令和元年度からの繰越し分です。特定財源は、農地・農業用施設災害復旧費補助金を充当しております。  次に、林業施設災害復旧費として、決算額3,087万5,000円、そのうちの2,678万8,000円は令和元年度からの繰越し分です。特定財源は、林道施設災害復旧費補助金を充当しております。  最後に62ページとなりますが、県単林道分として、決算額1,136万2,000円は全額令和元年度からの繰越し分です。特定財源は、県単林道施設災害復旧費補助金を充当しております。  以上で農林水産部農林水産課所管の主な事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 44: ◯青木正孝議長 ここで、昼食のため休憩いたします。再開は午後1時といたします。                                         (午後0時02分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後1時00分) 45: ◯青木正孝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。次に商工観光部長。 46: ◯商工観光部長 続きまして、商工観光部所管分について御説明をいたします。引き続き資料については肩ナンバー26、決算に係る主要な施策の成果を御覧いただきたいと思いますが、63ページをお開きください。  最初に、商工課所管事業、まず商工振興事業ですが、市内中小企業への支援を行い、商工業の振興及び地域経済の活性化を図ったものであり、商工会補助金などで決算額は2,876万1,000円となります。  次に企業・起業家支援事業ですが、時間や場所を選ばない新しい働き方を推進するクラウドソーシング人材育成事業などを実施し、決算額は807万8,000円でした。  64ページをお願いいたします。就労・スキルアップ支援事業ですが、中小企業人材育成事業補助金とUIターン者就業奨励補助金の各事業を実施して、決算額は合計で167万9,000円でした。  次に経済振興施設管理事業ですが、旧平群小学校校舎等の解体撤去工事を実施いたしました。合計1億4,687万1,000円で、特定財源は合併特例債を1億3,800万円充当しております。  次に貸事務所整備事業ですが、旧南小学校跡地に新たな産業集積を図るべく、若年層等の市内での就業を促進するために貸事務所を整備し、決算額は7億3,586万7,000円です。特定財源といたしまして、過疎対策事業債及び合併特例債で合計7億2,640万円を充当しております。  65ページをお願いします。新型コロナウイルス対応中小企業等支援事業ですが、新型コロナウイルス感染症拡大により厳しい経営状況が続く市内事業者等の感染防止対策の徹底と事業継続を支援するため給付金を交付いたしました。決算額は3億321万7,000円で、特定財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億4,108万2,000円を充当しております。給付金は第1弾から第4弾まで実施し、合計1,129件、2億9,700万円を交付いたしました。  65ページ中段、ここからは観光プロモーション課所管の事業となります。公園・遊歩道管理事業、観光トイレ管理事業は、市内各施設の維持管理、修繕を実施してまいりました。  次に、海水浴場安全対策事業は決算額3,774万4,000円です。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症拡大によりまして、初めて市内全海水浴場を開設しませんでしたが、夏期観光安全対策を実施いたしました。  66ページをお願いします。観光振興事業ですが、決算額1億8,736万2,000円は、観光協会、温泉組合に対する補助金のほか、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による観光客の減少対策として宿泊クーポンの発行や観光バスへの助成を実施いたしました。  次に観光PR事業です。観光用ホームページの管理更新やラジオによるプロモーションを実施いたしました。  自然体験活動推進事業は、決算額1,751万1,000円です。星空やヘルスケアを活用した施策の制度設計や調査、地域おこし協力隊によるサイクルツーリズムの振興に取り組みました。  次に、観光地域づくりプラットフォーム整備事業は、地域おこし協力隊による市内観光ネットワークやDMOの構築を推進いたしました。  67ページをお願いいたします。道の駅総務費は決算額8,477万3,000円です。潮風王国のウッドデッキの改修等の施設改修のほか、各道の駅への営業自粛要請に対して協力金による支援を実施いたしました。  とみうら「枇杷倶楽部」管理運営事業は、当該施設の管理運営に要したものでございます。  次に富楽里とみやま大規模改修事業ですが、決算額7,005万3,000円で、大規模改修工事の実施設計の委託や倉庫の建築工事を実施いたしました。  68ページをお願いいたします。新型コロナウイルス対応食べて応援クーポン券事業は、決算額8,803万5,000円で、市民に市内飲食店で使えるクーポン券配布による支援を実施いたしました。  次に、新型コロナウイルス対応道の駅対策事業は決算額7,180万4,000円です。アフターコロナに向けた道の駅の新しい取組への助成や新型コロナウイルスの影響による経営悪化に対し協力金による支援を行いました。  最後に、観光施設災害復旧費ですが、決算額は2,157万3,000円です。令和元年の台風による災害復旧として花園のトイレ、潮風王国の看板等の施設、磯笛公園の遊歩道の復旧工事を実施いたしました。  以上で商工観光部の主要な施策の説明を終わります。 47: ◯青木正孝議長 次に建設環境部長。 48: ◯建設環境部長 続きまして、建設環境部所管の主要成果について説明いたします。69ページを御覧ください。  初めに、建設課所管の主な事業について説明いたします。被災住宅支援事業です。決算額5億8,833万6,000円、令和元年度からの繰越事業で、被災住宅修繕緊急支援事業補助金1,133件、2億8,520万7,000円、応急修理業務委託料が712件、3億267万2,000円を支出いたしました。特定財源は、災害救助費負担金3億267万2,000円、社会資本整備総合交付金、被災住宅修繕緊急支援事業補助金2億2,768万9,000円です。  70ページをお願いいたします。道路維持事業です。決算額2億3,935万1,000円、橋梁の定期点検、行政区要望における機械借り上げ、排水整備工事や道路維持工事及び原材料の支給で1億7,955万8,000円、令和元年度からの繰越事業で千倉2号線排水路整備工事ほか20路線、5,979万3,000円を支出いたしました。特定財源は、社会資本整備総合交付金1,934万9,000円、道路整備事業債2,450万円、ふるさと納税充当金100万円です。  次に道路新設改良事業です。決算額4,271万3,000円、豊岡2号線、富浦1号線の道路詳細設計、丸山白子12号線の工事費で62万7,000円、丸山白子12号線、千倉2号線、大川1号線の物件補償調査、用地買収、物件補償で2,612万1,000円、令和元年度からの繰越事業で、富浦1号線道路詳細設計1,033万円を支出いたしました。特定財源は、過疎対策事業債310万円です。  次に住宅管理事業です。決算額6,565万5,000円で、市営住宅解体工事、川田団地ほか13戸で5,773万1,000円、同工事設計監理業務委託料591万8,000円を支出いたしました。特定財源は基金からの繰入金で6,350万円です。  次にブロック塀等撤去支援事業です。決算額85万円で、道路に面し、地震時に倒壊するおそれのある危険なコンクリートブロック塀等を撤去する費用に対し補助するもので、11件の支出を行いました。  71ページをお願いいたします。住宅取得奨励事業です。決算額3,100万円で、若年者及び子育て世帯の新築住宅取得者に対し30万円から100万円を、また若年者及び子育て世帯の転入者の新築住宅取得者に対して200万円の奨励金補助で31件の支出を行いました。特定財源は、社会資本総合交付金1,395万円と過疎対策事業債の1,700万円です。  次に市営住宅再編整備事業です。決算額1億4,757万8,000円、市営住宅の整備で、令和元年度からの繰越事業で支出いたしました。特定財源は、社会資本整備総合交付金4,970万2,000円です。  次に地籍調査事業です。決算額4,899万2,000円で、千倉・丸山地区の地籍調査の業務委託を支出いたしました。特定財源は、県地籍調査負担金1,995万円と国土調査の成果品閲覧交付手数料23万4,000円です。  72ページをお願いいたします。道路災害復旧事業です。決算額7,598万3,000円で、市道の土砂排除等の応急対応の機械借上料133万9,000円と工事請負費です。工事請負費は、令和元年度からの繰越事業で、富浦106号線ほか5か所、3,173万1,000円を支出いたしました。特定財源は、公共土木施設災害復旧費国庫負担金1,038万8,000円と災害復旧事業債260万円です。  次に河川災害復旧事業です。決算額6,198万5,000円で、普通河川の災害復旧に要した土砂排除等の応急対応の機械借上料136万7,000円と工事請負費です。工事請負費は、令和元年度からの繰越事業で、普通河川大塚川の河川災害復旧工事ほか9か所、5,325万7,000円を支出いたしました。特定財源は、公共土木施設災害復旧費国庫負担金1,457万5,000円と災害復旧事業債330万円です。  続きまして、環境保全課所管分の主な事業について説明いたします。同じく72ページからお願いいたします。環境衛生一般事業です。決算額は2億9,554万1,000円で、主な支出は一部事務組合への負担金でございます。安房郡市広域市町村圏組合の負担金といたしまして、火葬場運営費、粗大ごみ処理費を合わせて2,769万9,000円、鋸南地区環境衛生組合、内房3地区のごみ処理とし尿処理の負担金といたしまして2億5,599万5,000円を負担いたしました。  次に合併処理浄化槽設置整備事業です。決算額8,808万8,000円で、くみ取便所や単独浄化槽から合併処理浄化槽へ転換する費用の一部を補助するもので、26基について補助いたしました。特定財源は県補助金269万6,000円です。  73ページをお願いいたします。次に雑排水処理施設維持管理事業です。決算額は1,317万8,000円で、現在稼働している雑排水共同処理施設の維持管理経費のほか、施設附帯設備の解体撤去費及び岡本川共同処理施設の解体撤去に伴う設計業務委託費です。特定財源は、過疎対策事業債770万円、基金からの繰入金が400万円です。  次に災害廃棄物処理事業です。決算額は12億6,240万2,000円で、台風第15号及び第19号の被害により損壊した家屋等の公費解体及び解体廃棄物の処理等を行いました。特定財源は、災害復旧事業債7億4,150万円、諸収入が361万6,000円で、国からの補助金は令和元年度に当年度分を含めて収入済みでございます。  次に衛生総務事業です。決算額は1,686万4,000円で、し尿収集の受付、手数料収納に係る事務費のほか、し尿収集収納システムの改修業務委託料です。特定財源は諸収入で4万8,000円です。  次にごみ処理広域化事業です。決算額8,868万9,000円で、6市1町で実施している第2期君津地域広域廃棄物処理事業に要する事業費に係る構成市町の負担金と、本事業のPFI事業者として設立された特定目的会社株式会社上総安房クリーンシステムへの出資金でございます。特定財源は、広域廃棄物処理施設整備事業負担金の精算金と基金繰入金を合わせて834万5,000円です。  次に千倉清掃センター工場棟解体等事業です。決算額は2億2,124万6,000円で、千倉清掃センター工場棟の解体撤去に係る工事監理業務委託費と工事請負費でございます。特定財源は合併特例債2億1,000万円です。  74ページをお願いいたします。し尿処理施設建設事業です。決算額は5,597万7,000円で、新たなし尿処理施設建設に係る整備事業者の選定業務のほか、建設予定地の用地取得や物件補償等の経費です。特定財源は、合併特例債3,420万円、鋸南町からの負担金と基金繰入額を合わせて864万5,000円です。  次にごみ収集事業です。決算額は1億5,695万円で、外房4地区のごみ収集業務委託やごみ収集車等の購入に要する経費です。特定財源は、過疎対策事業債が1,840万円、清掃手数料が1,801万8,000円です。  次にごみ処理事業です。決算額が3億4,601万9,000円で、白浜・千倉清掃センターに搬入されたごみを処理、再利用するための業務委託料や施設の維持工事などです。特定財源は、清掃手数料や諸収入等で6,965万4,000円です。  75ページをお願いいたします。し尿収集事業です。決算額は3,049万8,000円で、外房4地区のし尿収集運搬業務委託に要する経費です。特定財源は過疎対策事業債が700万円、衛生手数料が2,338万8,000円です。  次にし尿処理事業です。決算額は7,831万4,000円で、外房4地区のし尿や浄化槽汚泥の処理費及び施設の点検整備等に要する業務委託料などです。特定財源は全額衛生手数料です。  以上で建設環境部所管の主要施策の成果についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 49: ◯青木正孝議長 以上で認定第1号の補足説明を終わります。  次に認定第2号及び認定第3号の補足説明を求めます。  市民生活部長。 50: ◯市民生活部長 それでは、初めに認定第2号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について補足説明申し上げます。引き続き肩ナンバー26、6ページをお願いいたします。  表の2段目、国民健康保険特別会計になります。歳入決算額55億7,386万5,521円、歳出決算額53億3,031万2,697円で、差引残額は2億4,355万2,824円となりました。  続きまして、歳入歳出決算の主なものについて説明をいたします。11ページをお願いいたします。  初めに歳入決算の状況ですが、1款国民健康保険税は、収入済額8億8,643万5,961円で、前年度比4.2%の減となりました。主な要因は、被保険者数の減と新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による所得の減少や国民健康保険税の減免措置を講じたことによるものです。  8款繰入金は収入済額4億613万4,384円で、前年度比28.7%の増となりました。令和元年房総半島台風等新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による所得の減少に対応するため、国民健康保険税率を据え置いたことなどによる財源不足が生じておりました。このため、国民健康保険財政調整基金から1億円を繰り入れたため、増加となっております。なお、令和2年度末の国民健康保険財政調整基金残高は5億1,404万5,386円となっております。  9款繰越金は収入済額2億4,881万8,218円で、前年度比40%の減となっています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、国民健康保険税率を据え置いたことによる収入減少に充てたことなどにより減少となっております。  続きまして、12ページをお願いいたします。次に歳出決算の状況ですが、5款保健事業費は支出済額2,672万5,864円で、前年度比39.6%の減となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により集団健診を中止したことなどによるものとなっております。  8款諸支出金は2,360万9,500円で、前年度比718.9%の増となりました。令和元年房総半島台風等により集団健診が中止になったことや、災害臨時特例補助金の補助率が変更になったことなどによる返還金が生じたことによるものでございます。  なお、77ページに、令和2年度の世帯数、被保険者数の状況及び保険給付の状況を記載してございますので、後ほど御覧いただけたらと存じます。  以上で認定第2号の補足説明を終わります。  続きまして、認定第3号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について補足説明を申し上げます。同じく肩ナンバー26の6ページをお願いいたします。表の3段目、後期高齢者医療特別会計ですが、歳入決算額6億6,531万4,179円、歳出決算額6億6,360万6,479円、差引残額は170万7,700円となりました。  続きまして、歳入歳出決算の主なものについて説明いたします。13ページをお願いいたします。  初めに、歳入決算の状況ですが、1款後期高齢者医療保険料は収入済額4億7,977万5,600円で、前年度比7.2%の増となりました。後期高齢者医療保険料率が見直されたことに伴うものでございます。  次に歳出決算の状況ですが、1款総務費は支出済額1,445万7,162円で、前年度比22.8%の減となりました。資格管理や徴収業務の事務経費、健康診査事業の経費でございます。新型コロナウイルス感染症の影響により、後期高齢者健康診査の集団健診が中止になったことによる減となっております。  3款諸支出金は支出済額331万6,300円で、前年度比276.6%の増となりました。令和元年度台風に係る保険料減免分の支出による増となっております。  最後に、78ページに後期高齢者医療費、被保険者数の状況について記載しておりますので、また後ほど御覧いただけたらと存じます。  以上で認定第3号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 51: ◯青木正孝議長 次に、認定第4号の補足説明を求めます。  保健福祉部長。
    52: ◯保健福祉部長 それでは、認定第4号、令和2年度南房総市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明いたします。資料につきましては、肩ナンバー26、6ページをお願いいたします。  介護保険特別会計でございますが、総額での収入状況は、歳入決算額58億8,636万8,179円、歳出決算額56億6,427万4,800円、歳入歳出差引残額の2億2,209万3,379円が実質収支となります。  14ページをお願いいたします。歳入決算の状況でございます。収入済額B欄の欄を御覧ください。1款保険料は10億4,873万9,360円で、前年度比2.8%の減となりました。主な原因は、介護保険料の低所得者軽減強化の完全実施、令和元年度の災害による保険料の減免に伴うものなどです。  2款分担金及び負担金は地域支援事業に係る負担金で567万800円、12.7%の増でございます。  4款国庫支出金は介護給付費負担金、調整交付金等で15億1,218万2,757円、6.5%の増でございます。  5款支払基金交付金は、介護給付費及び地域支援事業費の第2号被保険者の負担金で14億7,050万1,582円、6.5%の増でございます。  6款県支出金は介護給付費負担金、地域支援事業交付金で8億6,634万7,172円、5.8%の増でございます。  9款繰入金は、介護給付費、地域支援事業費、事務費、低所得者保険料軽減分に係る一般会計からの繰入金で8億2,732万8,594円、7.9%の増でございます。  10款繰越金は1億4,586万3,794円、24.7%の減でございます。  11款諸収入は273万4,120円、前年度比73.6%の減で、主な収入は第三者納付金、返納金、延滞金等でございます。  15ページをお願いします。歳出決算の状況です。こちらについても支出済額B欄を御覧いただきたいと思います。1款総務費は、介護保険事業に係る一般的な管理費などで6,324万6,439円、前年度比2.9%の減でございます。  2款保険給付費は52億2,896万9,642円、前年度比3.1%の増でございます。  3款地域支援事業費は介護予防・日常生活支援総合事業等で、2億564万7,318円、前年度比0.4%の増でございます。  4款基金積立金は3,705万8,265円で、介護給付費準備給付基金に積み立てたもので、57.6%の減でございます。  5款諸支出金は1億2,935万3,136円で、主なものは第1号被保険者保険料の還付金、令和元年度介護給付費の精算に伴う国・県支出金の返還金で、20.6%の増でございます。  飛びまして、79ページから80ページをお願いをいたします。令和2年度の被保険者数及び要介護・要支援者認定者数等の状況でございます。79ページの被保険者数の状況では、1万6,982人で前年比118人の減となっており、前期高齢者で78人の増、後期高齢者で196人の減となっております。80ページの要介護・要支援認定者数でございますが、3,379人で前年度比54人の増となっており、第1号被保険者で55人の増、第2号被保険者で1人の減となっております。  以上で認定第4号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 53: ◯青木正孝議長 次に、認定第5号から認定第7号までの補足説明を求めます。  総務部長。 54: ◯総務部長 認定第5号、令和2年度南房総市滝田財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてから認定第7号、令和2年度南房総市南三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、これにつきましては、先ほど市長が提案理由で申し上げたとおりでございますので、補足説明はございません。 55: ◯青木正孝議長 次に、認定第8号の補足説明を求めます。  富山国保病院事務長。 56: ◯富山国保病院事務長 それでは、認定第8号、令和2年度南房総市国保病院事業会計決算の認定について補足説明をいたします。資料は、肩ナンバー27・28となります。肩ナンバー28の決算書を御覧ください。11ページを御覧ください。  令和2年度南房総市病院事業報告書で、利用状況としましては、入院患者延べ数は5,697人、外来患者延べ数は1万2,735人でありました。入院については6,166人の減、これは新型コロナウイルス感染症患者の入院を受け入れるため、感染対策により一般入院の制限を行い、また休床を行ったものによるものです。外来についても3,976人の減少となりました。  次に、決算書5ページをお開きください。損益計算書でございますが、経営面につきましては、収益収支の状況です。医業収益は消費税及び地方消費税に係る分を除き医業収益2億7,049万852円、医業費用については5億6,820万9,874円となり、医業の損失として2億9,771万9,022円となりました。医業外収益ですが、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れたことにより、県・国からの補助金も含めまして8億866万1,735円の収益があり、また医業外費用は患者外給食材料費と雑損失等が主なものとなりまして、1,362万504円となり、医業外の利益としまして4億9,732万2,209円となりました。  6ページを御覧ください。これら医業収益、医業収支また医業外収支、特別利益損失等を集計しまして、当期の純利益としまして4億9,822万109円となっております。  以上で補足説明を終わります。 57: ◯青木正孝議長 次に、認定第9号、補足説明を求めます。  水道局長。 58: ◯水道局長 それでは、認定第9号、令和2年度南房総市水道事業会計決算の認定について補足説明いたします。肩ナンバー29・30を御用意願います。肩ナンバー30、決算書の16ページをお願いいたします。  まず、業務量、業務の実績から御説明をさせていただきます。業務量ですが、令和2年度末の給水人口は2万8,417人で対前年度535人の減、そして年間有収水量は312万8,356立方メートルとなっております。前年度より8万2,612立方メートルの減となっており、毎年度減少しております。有収率は68.4%で、前年度より1.1%減少しております。  次に経営状況ですが、中段、事業収入に関する事項、収入総額として15億2,887万6,867円を計上しており、前年度と比較して1億1,074万4,703円の増収となっております。その内訳は記載のとおりでございます。  その下段、事業費に関する事項ですが、事業総額は16億5,676万5,410円となり、前年度と比較し2億9,331万4,478円の増となっております。事業収入から事業費を差し引いた額1億2,788万8,543円が純損失となっております。これらの数値は5ページの損益計算書及び20ページから22ページまでの収益費用明細書と一致するものでございます。  それでは、決算書の最初にお戻りいただきまして、1、2ページをお願いいたします。決算書の決算額について御報告をさせていただきます。先ほどの事業収支額に消費税を加えた数値であることを申し添えまして、収益的収入及び支出の収入は第1款水道事業収益16億3,003万1,682円となっております。対する支出は第1款水道事業費用17億2,949万5,416円で、その内訳はそれぞれ記載のとおりとなっております。  続いて3、4ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入ですが、第1款資本的収入2億9,358万2,700円で、対する支出は第1款資本的支出9億7,930万6,186円で、その内訳はそれぞれ記載のとおりとなっております。資本的収入が資本的支出に対して不足する額6億8,572万3,486円につきましては、欄外に記載のとおり当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金で補填いたしました。  続いて、6、7ページをお願いします。剰余金計算書、表の右側、利益剰余金は、先ほど3、4ページで説明しました補填財源として減債積立金と建設改良積立金を取り崩し、これにより生じた未処分利益剰余金1億2,002万6,000円と、令和2年度に計上した純損失1億2,788万8,543円を相殺し、786万2,543円が欠損金となっております。したがいまして、資本金と剰余金を合計した今年度末の資本合計は、表の右下にあります68億613万9,903円となりました。  続いて、8ページには剰余金処分計算書、9、10ページには貸借対照表が、13、14、15ページには建設改良工事一覧がございますので、参考にしていただければと存じます。  25、26ページをお願いします。企業債明細書は、令和2年度に2億2,056万9,760円を償還し、未償還残高は26億6,774万3,471円となっております。  以上で令和2年度決算の認定に係る補足説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 59: ◯青木正孝議長 以上で補足説明の全てを終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎監査委員の審査意見について 60: ◯青木正孝議長 次に、認定第1号から認定第9号までの議案に係る監査委員の審査意見について、福原代表監査委員からお願いいたします。  福原監査委員。 61: ◯代表監査委員 監査委員を代表しまして、令和2年度南房総市一般会計、特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに公営企業会計決算の審査結果について報告いたします。  初めに、一般会計及び特別会計決算の審査結果については、各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿その他証書類と照合した結果、正確であると認められました。  次に、審査に付された定額運用基金の運用状況の審査結果については、基金の運用状況を示す書類の計数は関係諸帳票等と照合した結果、正確であり、基金の運用状況についても、それぞれ設置目的に従って運用されていると認められました。  今後さらなる人口減少や少子高齢化の進展などに伴う社会保障関連経費の増加や老朽化が進む施設の維持管理、更新費用の増加など、市の財政は厳しい状況が想定されます。また、このところ発生が続く大規模な自然災害や収束のめどが見えない新型コロナウイルス感染症への対応など、今後も市民が安心安全に生活できるよう的確な取組を望むものであります。  次に、審査に付された国保病院事業会計決算及び水道事業会計決算の審査結果については、両事業会計決算関係証書類、事業報告書及び政令で定めるその他の書類は関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿、その他の証書類と照合した結果、正確であると認められました。  国保病院会計は、新型コロナウイルス感染症の受入れ病床を確保したため、診療制限及び受診控えによる入院患者及び外来患者の減少から医業収益が悪化し、医業損失を計上しており、依然として厳しい経営状況になっております。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況ではありますが、今後も病院の安定的経営の追求に努められることを望むものであります。  次に、水道事業会計については、一般会計からの補助金を繰り入れる厳しい経営状況にあり、給水量、給水戸数、給水人口及び年間有収水量はいずれも減少となっており、今後もこの傾向の大幅な改善は見込めない状況にあると思われます。今後も施設、配水管等の老朽化に伴う改良、更新、自然災害に対する取組の強化等に多額の経費が必要であると見込まれます。引き続き事業経営の合理化、事務改善に努めるとともに、ライフラインである水道の施設設備の強靱化、危機管理体制の強化について積極的に取り組まれることを望むものであります。  なお、この審査結果に関する報告につきましては、辻貞夫委員と合議により決定したことを申し添えるものでございます。  以上、決算審査の概要を申し上げましたが、詳しくはお手元に配付いたしました令和2年度決算審査意見書のとおりでございます。  以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。 62: ◯青木正孝議長 監査委員の審査意見について終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 63: ◯青木正孝議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。                                         (午後1時44分)...